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『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』から学ぶ、投資初心者が知るべき3つのこと

明るい午前の日差しが差す窓辺で投資本を読むテーブル風景
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「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」は、投資初心者向けの良書なので、これまで2回にわたって紹介してきました。

今回取り上げるのは、本書の中でも、過去の自分に聞かせてあげたい部分です。
具体的には、次の3点です。

  • アドバイザー
  • アクティブファンド
  • 個別株

どれも、投資を始めたばかりの頃には魅力的に見えると思います。

私自身も昔は、

「うまくやれば、利益を出せるのでは?」

と思っていました。

同じような遠回りをしてほしくないので、本書の教えを、私の経験とともに紹介します。

デチオ
デチオ

私は、有料セミナーや高額な投資塾、情報商材など、投資の勉強に100万円くらい使いました。
ところが、役に立たなかったものもたくさんありました。
むしろ、証券会社が開く無料セミナーや、一般に販売されている書籍のほうが役立ったと思います。
この経験から、私はよく知らない会社のサービスにお金を払う前に、運営会社や内容を徹底的に調べるようになりました。

お金の判断はアドバイザー任せにしない

著者の言うアドバイザーとは、ファンドマネージャーやブローカー、生命保険のセールス、ファイナンシャルプランナーなどが含まれます。
他人のお金の管理や金融商品の販売などで、収入を得ている人たちです。

著者が注意を促しているのは、相談者とアドバイザーの利益が一致するとは限らないことです。
手数料や管理料が得られる商品を勧められる可能性を考えておくべきです。

また、信頼できるアドバイザーでも、相場を正確に予測できるわけではありません。
ましてや、セカンドライフまでの長い期間にわたって利益を出し続けるのは、容易ではありません。

あなたのお金です。あなたより注意して扱ってくれる人はいませんよ。
ところが、他人の手に委ねようとする人が、なんて多いことでしょう。

アクティブファンドの成果を削る「コスト」

本書では、インデックスファンドの歴史についても触れられています。

ジャック・ボーグル氏が低コストのインデックスファンドをつくり出した当初、金融業界から強い反発を受けたそうです。
なぜなら、それまで主流だったアクティブファンドでは顧客がコストを負担し、金融商品を売る側に利益が入る仕組みになっていたからです。

長い時間をかけてインデックス投資の実績が積み上がっている現在でも、高コストのアクティブファンドが販売されています。

バフェット氏の言葉が紹介されています。

私からのアドバイスはシンプルです。資金の10%を容易に現金化できる短期政府証券に投資し、残る90%は低コストのS&P500インデックスファンドに投資する。

著名な投資家が、シンプルな方法を勧めていることは、投資初心者の方にも心強いと思います。

個別株は謙虚に

著者は、投資調査会社で働いた経験があります。
そこでは、優秀なアナリストたちが企業を詳しく調査していました。
それでも、株価の動きを予測することは難しかったそうです。

その経験を通じ、個別株の売買で、長期間にわたってインデックス投資を上回ることの難しさを実感したといいます。
そして、インデックス投資を支持するようになったそうです。

謙虚な気持ちが大切です。謙虚さはあなたの身を守り、あなたのお金を守ってくれます。

個別株に投資するなら、謙虚に、しっかり準備して、少額から始めたほうが良いと思います。

資産形成の土台はインデックス投資から

私は、資産形成の土台はインデックス投資で十分だと思っています。

ただ、人間ですから、投資に夢を見ることもあるでしょう。
自分で銘柄を選んで、利益を出してみたいと思うことは、悪いことではないと思います。

ただし、その前にインデックス投資で資産形成の土台を作ることが大切だと思います。

そのうえで、読書などで知識を身につけ、気になる企業やファンドを調べていく。
すると、自分なりの考え方や相場観が少しずつ身についてくると思います。

その後で、個別株やアクティブファンドに投資しても遅くはありません。
そのときは、自分のお金を守ることを最優先に考えてください。

そして、著者の言う「謙虚な気持ち」を忘れないでください。

ちなみに、私は高配当株にも投資しています。
「市場よりうまくできる」とは思っていないので、平常時は静観し、大きく下落したときに購入しています。

これは、私自身の買い方です。

投資の土台をつくり、自分の力を過信しない。

過去の自分から学んだ反省です。

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