セカンドライフを考えるきっかけになった2人|人生後半に表れる人間関係
私がセカ活を始めるきっかけになった方が2人います。
1人は、私が勤めていた会社の社長X氏です。
1代で会社を大きくした成功者でしたが、ワンマンな言動が目立つこともありました。
会社を離れた後は、以前のように周囲から支援を得るのが難しかったそうです。
もう1人が、同じ会社の先輩Zさんです。
人生前半は決して順調とは言えませんでした。
ところが、定年退職前に出会いに恵まれ、今では仲間と好きなことをしながら、セカンドライフを過ごしています。
2人の姿を見て感じたのは、セカンドライフは人生前半の成功や失敗だけでは決まらない、ということです。
大切なのは、「セカンドライフを誰と、何をして過ごしたいか」を考え、準備していくことだと思います。
人生前半の成功が、人生後半につながるとは限らない
会社を大きくしたX氏
X氏は、過去に私が勤めていた会社の社長です。
この会社が大きくなるまでには、たくさんの支援者や協力者がいました。
ところが、私たち社員からは、その恩に報いているようには見えませんでした。
それどころか、会社が大きくなると、自己中心的な言動が目立つようになりました。
60歳を過ぎてからの再出発
その影響は社内だけでなく、社外にも広がっていきました。
やがて、取締役会で退任が決議されます。
このとき、すでに60歳を過ぎていました。
その後、X氏は新しい会社を興しました。
しかし、以前のような周囲からの支援は得られなかったようです。
70歳過ぎて引退したと聞いたときは、少し寂しくなると同時に、人生前半の人間関係が影響したのだと感じました。
人が離れていく姿から学んだこと
X氏の人生の前半は順風満帆でした。
しかし、その影では私や同僚が辛い思いをしていました。
そして、少しずつ人が離れていくのを見ていました。
X氏からは、有頂天にならず、人との関係を大切にすることを学びました。
Zさんの心豊かなセカンドライフ
カラオケが人生の転機に
Zさんはお酒と音楽が大好き。
アパートの近くに、足繁く通っている飲み屋があり、よくカラオケで盛り上がっていました。
ある日、別のお客さんとback numberの曲で意気投合し、バンドに入れてもらうことになったそうです。
若い時にも、高額なオーディオセットを買うなど、音楽に夢中になっていましたが、60歳を過ぎてからプレイヤーとしてものめり込みました。
今ではバンドメンバーにもセカンドライフを迎えた方がおり、趣味以外にも一緒に過ごすことが多くなっているそうです。
もちろん、全員飲み屋通いを続けながら、演奏を楽しんでいます。
ときには、メンバーと趣味のグルメ巡り・旅行に行っています。
仲間と好きなことが人生後半を支える
Zさんは貧しい家庭に生まれ、大学は夜間に通いました。
私は、同じ部署で働いていましたが、社内で十分に評価されているようには見えませんでした。
ところが、セカンドライフは仲の良いメンバーと、大好きなお酒や食事、音楽を楽しんでいます。
定年を迎える前から再就職先を探していたため、退職後も仕事をしており、生活も安泰です。

Zさんとは今でも年に一度ほど会っています。
人間関係の積み重ねは、人生後半に表れるのだと思います。
お二人から学んだこと
人生の前半が順調でも、後半も順調とは限りません。
反対に、前半が順調でなくても、後半に花開くことがあります。
でも、私はZさんのようなセカンドライフを送りたいと思います。
そのために、50代の今から少しずつ準備を始めようと考えるようになりました。
自分の幸せ探しもセカ活
人生は人それぞれです。
でも、幸せになりたい、悔いのない人生を送りたいと考えるのは誰でも一緒だと思います。
そのためには、50代のうちに、
「セカンドライフを誰と、何をして過ごしたいか」
を考えておくことも大切だと思います。
特に、私と同じ就職氷河期世代の方は、若い頃に苦労した方が多いのですから、なおさらです。
お金は大切です。
でも、セカンドライフを豊かにするのは、お金だけではありません。
これからの生活や、心の満たされ方についても、見つめ直すこと。
これも「セカ活」のひとつだと思います。
