コラム
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元同僚から学んだ、退職後の3つの落とし穴

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リーマン・ショックの影響で工場が閉鎖され、私は約100人の同僚と別れた経験があります。
退職金が割り増しになるなど、会社のサポートはありましたが、
閉鎖発表後の工場は怒りや不安に包まれ、独特な雰囲気がありました。

それでも、100年に1度と言われた大不況のなか、元同僚は再就職を果たしました。
そして、それぞれのエピソードがあり、
その中には、セカンドライフでも参考にできる話がありました。

私が印象に残っているのは、次の3つです。

  1. 退職金を投資で増やそうとした
  2. 資格を取れば安心だと思っていた
  3. 家族に相談せずに予定を決めてしまった

いずれも、後の飲み会で本人がネタにした笑い話です。
気楽に読んでいただき、参考になれば幸いです。

失敗① 退職金を投資で増やそうとした

後輩のTさんは、帰宅時間が早いと平日でもパチンコに行くギャンブル好きでした。
とはいえ、大切な退職金をパチンコで浪費するのは忍びなく、
工場で話題になっていた株に目をつけたそうです。

ところが、その当時は100株単位で取引できる銘柄は少なく、
今のように少額投資できる銘柄はあまりありませんでした。

Tさんが退職した2010年は、
日経平均がリーマン・ショック後の底値圏から少しずつ回復していました。
「今から買えば増えるかもしれない」
そう考えたTさんは、十分に勉強しないまま、退職金の多くを株に投資したそうです。

その後、2010年の後半に入ると、日経平均が再び1万円を割ってしまいました。
そして、2011年の東日本大震災でも暴落しました。
いずれも含み損につらい思いをしたそうですが、なんとか耐えたそうです。

ところが、2011年の後半に8000円近くまで下落したときには、
もうメンタル的に耐えることができず、すべて売却してしまったそうです。

そして今では、このように笑っています。

Tさん
Tさん

退職金を失うのが嫌で、損切りすることができませんでした。
1年以上、株価の上下動で気持ちも浮き沈みし、疲れて売ってしまいました。
一番辛かったのが、会社で株価を見られなかったことです。
今でも持っていればな〜!

デチオ
デチオ

Tさんの損失が数十万円だったのは幸いでした。
Tさんからは、学ぶべきことが多いと思います。

失敗② 資格を取れば安心だと思っていた

リーマン・ショック当時、Aさんは50代でした。
年齢もあり、再就職は難しいことが予想できたので、
工場閉鎖後は学校に通い、資格を取得しました。

ところが、この資格は、比較的取得しやすいものでした。
あの不況下では、同じ考えの人が多く、再就職するのは困難でした。
しかも、企業側も状況を把握していたのか、就職後の待遇は期待どおりではなかったそうです。

結局、3ヶ月もしないうちに辞めてしまい、違う業界に再就職しました。
学校で勉強したことは、仕事ではあまり使いませんでしたが、
今ではプライベートで役立っているそうです。

セカンドライフに向けて、再就職するにせよ、資格を取るにせよ、
情報収集や準備は大切
ですね。

失敗③ 家族に相談せず予定を決めてしまった

最後は元上司のMさんです。
退職後に夫婦で旅行に行こうと思い、奥さんへのサプライズのため、
先に予約してしまいました。
ところが、奥さんは退職金で別の使い道を考えていたそうで、大激怒されたそうです。

結局、2人で旅行に行き、後日、私たち元部下は飲み会に誘われ、お土産をいただきました。
その場で本人は笑い話にしていましたが、
退職後は「自分の都合」だけでなく、「家族とのコミュニケーション」も大切だと感じました。

まとめ:セカンドライフへ向けた準備は大切

私の元同僚の退職後の失敗談をご紹介しました。
Tさんは投資のこと、Aさんは再就職のこと、Mさんは家族との関係に関することでした。

退職後に大切なのは、退職金の使い方だけではありません。
お金と仕事、人間関係。
この3つが準備不足だと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。

今では本人たちも笑い話にしているので、
セカンドライフに向けて、反面教師として参考にしていただければ幸いです。

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